こんにちは!
最近寒かったですがお体にお変わりありませんか。
今日はなかなか暖かいです
最近は、
こちら!
角川書店さんの
「万葉集」
「ビギナーズクラシックス」
シリーズより
を、楽しんで読んでおります。
ビギナーズクラシックスのシリーズは
表紙がかわいいですね
ちなみに、1月20日号のコラム
万葉集の歌から書きました。
(右下のリンクから読めます

)
最近は、NHKでも
BSでやっていた「日めくり万葉集」(HPは
コチラ)
が再放送(かな?)されていて
万葉集が注目されていますね!
それにしても
もっとこうしたら…と後で思ってしまうところが
毎回毎回ある……
(
-_-)うぅ…
もっと挑戦したいのに
できなかった「悔しさ」は、
流してしまわないで、
ちゃんと蓄えておいて、
強くなっていきたいと思います!
さて。
お口直し
にここで一首。
大伴家持が、三首続けて読んだうちの二首目。
家持の敏感な聴覚に注目です。
あしひきの 八つ峰の雉 鳴き響む 朝明の霞 見れば悲しも
(あしひきの やつおのきざし なきとよむ あさけのかすみ みればかなしも)
万葉集 4149 大伴家持
「山々の峰に雉の声響く夜明けに、たなびいている霞を見ると、
もの悲しい思いに満たされる」
さ て 。
あの~…
この前、帰省していましたら
き、
霧(きり)が!
午前6:53なり。
朝早くの霧はうつくしいですね
(「朝霧」は秋の季語らしいですが…)
ちなみに霧(きり)と靄(もや)とは
「気象観測においては視程が1km未満のものを霧といい、
1km以上10km未満のものは靄(もや)と呼んで区別する」のだそうです。
へ~
〔コラム〕
新しき 年の初めの 初春の
今日降る雪の いやしけ吉事
(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきの いやしけよごと)
▼万葉集の有名な巻末歌だ。天平宝字三(七五九)年 元旦、因幡国庁で大伴家持が詠んだ。
二十四節気の立春が正月と重なった珍しい年、さらに当時めでたいとされた雪まで降ってきて……
「新しい年の初めに 立春が重なった きょう降る雪のように ますます重なれ 良いことよ」
▼万葉集は我が国最古、あらゆる階層の老若男女の歌が編纂された歌集だ。
自然、衣食住、旅、家族、愛、畏れなど題材も豊か。
第二次大戦中には戦意高揚のため用いられたが、実際には防人としての赴任に葛藤し
父母を恋しく思う心情など“本音”の歌がほとんどだ。
高校で万葉集を教わった紅萌子、額田王(ぬかたのおおきみ)のこの歌をよく覚えている
▼
熟田津に 船乗りせむと
月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
(にきたつに ふなのりせんと つきまてば しおもかないぬ いまはこぎいでな)
▼
「熟田津(にきたつ)で 船出しようとして月の出を待っていると月も出
幸い潮も満ちてきた さあ今こそこぎだそう」。
四句切れの力強い印象が万葉集のイメージとしっくりくるのだ
▼日本の政治は方向性が見えず、経済はアメリカから端を発した金融危機が叫ばれて久しい。
経済が不安定になると人々の心が不安定になり、社会運動やストライキが活発になる。
同時に、いろんな思想や風潮も浮かび上がる。
渋谷でキリスト教の人が演説する姿を久しぶりに見かけたという話も聞いた
▼二〇〇九年は「change」が期待される一年。
「どうか良いことが重なるように。そして、今こそこぎだす勇気を」
――新年の年頭に当たり京大学生新聞会から愛を込めてPR