新年特集号の企画
「2009年各界の動向 専門家の目」の取材を終えました!
以前書いた前編に続いての内容です。
「iPS細胞」
「戸口田淳也・再生医科学研究所教授」
iPS細胞研究の最前線と現状について話して頂きました。
iPS細胞作成時に安全性と効率を両立するのは非常に難しいようで、今なお研究が進んでいるそうです。
再生医療の実用化へは結構時間がかかるようですが、薬品の毒性検査や開発の方面では近いうちから用いられるようです。
話題の研究だけあって、国や患者さんからの期待は相当なものでプレッシャーは大きいそうですが、一日も早い臨床化に向けて日々励んでいらっしゃいます。
「国内政治」
「今仲康之・法学研究科特別教授」
今の日本がおかれている状況を、明治時代からの歴史を踏まえて立体的に語ってくださいました。
インタビューというよりは、講話を聞かせてもらったような感じで、非常に勉強になりました。
今年の総選挙は、「日本にとってポイントになる」とのことです。
自民党・民主党のどちらがいいとかでなく、どのような政策を打ち出してくるかということを、国民が注目していかないといけないですね。
「食糧問題」
「加賀爪優・農学研究科教授」
穀物価格が高騰して、食糧危機の見方もいろいろあります。
でも、そのような危機は過去何度も人間の努力によって乗り越えてこられたということです。
他にも、脱石油に向けて今取り組まれている代替エネルギーについても話してくださいました。
先生のご出身の滋賀県では、菜種油の廃油を化学反応で加工して、ディーゼルエンジンに用いることが開発されたそうです。今では世界最高水準の技術になっているとか…
インタビューに伺った先生方
誠にありがとうございました!!
脳味噌が
3倍になった気分です。
やっぱり、いろいろな分野に関心を持っていかないといけないですね・・・と少々反省もさせられました。
これからも頑張ります!