| Admin | Write | Comment |
京大学生新聞編集員のブログです。 編集員の身の回りの話や、編集現場の裏話などを(自重しつつ)書き込んでいきます。(20080908開設)
プロフィール
HN:
京大学生新聞
年齢:
52
性別:
非公開
誕生日:
1973/04/01
職業:
学生記者
趣味:
レイアウト、記事作成、カメラ、広告取り……etc
自己紹介:
1973年(昭和48年)に産声を上げた、京都大学の学生新聞です。
ブログ内検索
最新コメント
[01/18 Michalguavy]
[06/26 妙]
[06/26 菜]
[06/09 妙]
[04/02 正(@東京)]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新トラックバック
バーコード
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009年新年特集号である1月20日号では、

「2009年各界の動向 専門家の目」という企画を予定しています!

国際政治や食糧問題、物理学など、いろいろな分野に関して専門の先生に2009年の動向を聞いていこうという企画です。
先駆けて、3人の先生に話を聞いていきました。

「国際政治」

「中西寛・公共政策教育部教授」

nakanishi.JPG











オバマ氏を中心として、世界の動向について話して下さいました。
私、伯は国際情勢にめっぽう弱い人間なのですが、一つ一つ丁寧に解説してくださりよくわかりました。
アメリカとヨーロッパのつながりに日本も入っていくことが大切なのですね。
そのためには日本がアジア諸国の中でリーダーシップを取ることが大切だと話されていました。



「環境問題」

「諸富徹・経済学研究科准教授」

morotomi.JPG











京都議定書から2050年までの気候変動問題への取り組みについていろいろと話してくださいました。
2050年には温暖化ガスの生産を全世界で今の半分にしないといけないとか…
途方もない話ですが、2009年にも重要な会議が行われて、目標に向かっているそうです。
知らないところで、真剣に対策がなされていたのですね。もっと皆が関心をもってもいいかも…



「物理学」

「川合光・理学研究科教授」


kawai.JPG











スイスのジュネーブにある大型ハドロン衝突型加速器(LHC)が08年に完成直後に故障し、修理して09年に再稼動します。LHCによって可能になる実験によって、今まで実証されなかったいろいろなことが明らかになるとか…
ニュートリノを茨城県東海村J-PARCから、岐阜県神岡町スーパーカミオカンデまで飛ばす実験も開始するそうです。2009は物理にとって大きい一年ですね。
私、伯も物理専門なものですから、最新の理論の「弦理論」についてもいろいろ聞いちゃいました。



いやあ、非常に幅広い教養が身につきます!!

まだまだ聞いていきますよ!
乞うご期待!
PR
滋賀県庁に行ってきました。
IMG_7834.JPG

明治時代風な建物

内装もいかしていました





今回の目的は…

嘉田由紀子 滋賀県知事のインタビュー

師走でやばい位忙しい中、時間をとって下さいました。

IMG_7830.JPG











学生時代は探検部に入り、アフリカで過ごしたりしながら学生時代を過ごされ、「現場主義」という内容を学ばれたそうです。今の県政でもこのことが生きているとのこと。

最後の写真撮影の時間に、「微笑みましょうか?」と言ってくださるなど、素敵な方でした。

聞きたいことはいろいろとあったけれど、既に次の面会者の方が来ていたので、すぐに終わってしまいました。

やはり、県政を担う責任ある立場になると、スケジュールが詰め詰めなんですね。
そんな中でも「変化をもたらしていくことのできる」ことにやりがいを感じておられる姿が印象的でした。

詳しくは新年特集号で・・・
京都新聞社本社で開かれていた「第53回新聞・通信・テレビ・ニュース報道展」に行ってきました。

一年の報道写真が展覧されていて、優秀な写真には賞が与えられていました。
やっぱりプロが撮った写真はその場の雰囲気感情が伝わってきますね。
一年を振り返っていろいろ思わされました。

今回は、益川敏英先生の写真もあるということで取材にきてしまいました。

しかし、着いてすぐ判明したことが一つ


「写真には著作権があり、撮影禁止である」


ΣΣ(゚Д゚;)


まあそうだよな…仕方ない、あきらめるか…



と思っていたところに京都新聞の方がお声をかけてくださいました。

「どんな新聞を作っているのですか。」
「京大関係者のインタビューや報道をしています。今回は益川先生の写真があると聞いて来ました。」
「それだったら、少し離れたところからだったら撮っていいですよ。」

「本当ですか!?」

ということで…
IMG_7857.JPG


撮らせて頂きました。








なんと、来てくださった方にも声をかけ被写体になるようお願いしてくださり、被写体の方も快く応じてくださっていい感じで撮れました。
光加減に苦戦していると、効果的なフラッシュの使い方まで教えてくださって、何から何までお世話になってしまいましたm( _ _ )m


写真のほかにもニュースの賞もあり、結構楽しかったです。

いやあ、かなり勉強になりました。ありがとうございました。

東京に行って参りました。

まず、行きの夜行バスで止まったのが、
故郷・浜松
     の
浜名湖サービスエリア
200812170225000.jpg
うなぎパイが有名です


なんとなく人なつこい猫がいました

何故高速に?





そして着いた東京
200812170702000.jpg


都庁

でっかい








まずは、ジュニパーネットワークス、広報の能宗様が取材を受けてくださいました。
内線で呼び出すや否や、
「今から食事でも大丈夫ですか
とさらっと言いながら、高級レストランコース料理をご馳走してくださった素敵な方でした。
真剣に話してくださるので、思わずいろいろ質問してしまい、本当に勉強になりました。

そして、日本ベリサイン、今年新しく就任された古市社長にインタビューしました。
IMG_3738.JPG

「偶然は最善への必然」という京大生へのメッセージを頂きました。
とても深い言葉で、勉強になりました。




取材が終わったのが大体16:30位、夜行バスまではまだ時間がある。

そこで記事を書くのが編集員 
持ってきたPCを引っさげて、一時的な事務所を求めて旅立ちました。

東京駅を横切って(横切るだけで5から10分はかかる)皇居の近くへ。
そして発見した「パレスホテル」
天皇に仕えるような服装を皆がしておりました
しかし、無線LANはつながらず、電源もないため長くは作業できず。


もう無線LANはいいからとにかく「電源」が欲しい
冨とか名誉ならばいらないけど電源が欲しい

再び東京駅を横切って「八重洲地下街」へ
携帯で調べたところによるとマクドナルドに電源があるらしい。
そして着いた先が東京駅一号店、しかしいっぱい。
もっと歩いて、東京駅二号店
200812171749000.jpg
京都にはない
QUARTER POUNDER

ダブルクオーターパウンダーチーズを食べました
肉がいいです






食で満足したのはいいが、電源」がない

携帯の電源が切れそうな中、素早く調べて有楽町のマックに電源があるらしいことが判明。
しかし、慣れない革靴で靴擦れをおこし、歩くたびに足が痛い。荷物を持ち続けて肩が痛い全身疲労

でも行くしかないということで重い体を引きずって到着したのが有楽町
200812172045000.jpg

写真ではわかりませんが、仕事帰りのサラリーマンがめちゃ多いです。










地下街に入ってマック発見、そして遂に…200812171832000.jpg




電源

発見!








さっと記事を書き終え、帰りは有楽町巡り。
200812172055000.jpg

高架下にタイ料理屋発見!

学生一人で入るのは勇気がいりました。

全品630円は安い!






200812172109000.jpg
タイ風チャーハン

魚から作った醤油の「ナンプラー」もありました。

写真ではわからないですが、海老がたっぷり入っていて、いい感じでした。

また機会あったら行きたいな







ここで悟ったことが一つ

「備えあれば憂いなし」

しっかり電源調べてから行けばよかったですね…


お土産
200812181543000.jpg
KitKatしょうゆ風味

どんな味するのだろう

神戸に行ってきました。

今回は、神戸大の次期学長に決まった、京大OBの(70年工学部卒)福田秀樹先生の取材です。

IMG_7265.JPG











今は、理学・工学・農学・海事科学を融合した研究で全国から注目されている、自然科学系先端融合研究環の環長をされています。
先生の研究室は、なんと60人も抱える大研究室でありました(神戸大では一番大きいか)。

京大を卒業してから民間企業に入社されたそうですが、そこでの経験がリーダーとして活きてきているそうです。
皆をまとめる時に「信頼関係」を大切にされるそうで、聞いていて本当にためになりました。
12月05日号の一面を楽しみにしてください。


取材の前後では、神戸大ツアー一人で (゚Д゚) 企画・実行していました。

まずは食堂、京大と結構違いますね。
醤油やドレッシング置き場にアニメのキャラ(NARUTOか)がいて、「タルタルソースです」という感じで解説してくれていました。

メニューも見慣れないものが。
目を引いたのが
「本日のエコノミー」
つい頼んでしまいました。
200812051344000.jpg

大皿が「本日のエコノミー」
竜田揚げ、ハッシュドポテト、キャベツ千切りで230円
結構お得です。
ハッシュドポテトのカリカリ感がGood


ライス中(左上)・100円 ほうれん草(左下)・50円(京大より安い)
水(右下)・もちろん無料

結構満たされました。


そして、景色
これがまたいい!
IMG_7319.JPG
キャンパス付近からの景色です。

左上・ちょうど雲間から太陽の光が神戸の町に差し込んで、神秘的です。


京大と違う雰囲気でいいキャンパスでした。
(文理農学部キャンパスといいます。)

とても良い小旅行でした。
取材に行ってきました。
再生医科学研究所の玄 丞烋(げん・しょうきゅう)先生です。
この先生、抗がんの研究の最前線を行かれています。

IMG_6956.JPG











お茶の成分のカテキンの主成分「エピガロカテキンガレード」(EGCG)脂肪酸を合成すると、抗がん作用が10倍になることを解明されました!
今は実用化に向けて事を進めておられます。

具体的な内容に関しては記事でまた書きますので、読んでくださいね。


ところで、先生の話の中で脳に激しく刻まれたことが一つ。


「お茶を多く飲む静岡県民はがんの割合が低いですね。」




   静岡県民は
          ・
          ・
          ・
          ・
          ・
          ・
          ・
━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━





実は私、伯、静岡県民なのです

で生まれ、で育ちました!


つまり
がんになりにくいのです!

先生も宇治に住まわれているようで、全国1,2位の茶の生産地出身者が集う場となりました。
この場にいるだけでがん細胞が遠のいていくような、そんな取材でした。
11月20日号のオピニオンを書きました。

 日本人と結婚したパキスタン人の方に、日本の印象について話を聞いてみた。パキスタンというと私たち日本人から見たら、治安が悪いという印象が先行してしまうが、その人が言うには、「日本は物質的には先進国であるが、精神的には私たちの方が先進国だ。日本の若者の精神は幼稚なものである」ということだ。
 確かに、他国と国民性を比較してみても、外国人は比較的オープンに心をさらけ出すが日本人はそうでないと言われる。もちろん、オープンになろうと努力している人もいるだろうが、なかなかそれができない傾向にある。なぜかと問うならば、それは心をさらけ出して見せるべきもの、心の軸がないことが影響している。
               ◇
 国内には外国人登録の人数が増えてきていて、二〇〇六年度末には二百八万名超になったということだ。〇七年に婚姻届を出した人の十六人に一人が国際結婚で、特に東京や大阪の中心部では十人に一人というデータもある。
 そういったグローバル化の反面、課題として挙げられているのが少子化である。十五歳から六十五歳の生産人口、いわば経済に直結する人口が減ってきている。世界でも有数の高齢化社会になり、経済の規模が落ちてきてしまっているのである。二〇五五年までに四千万人の生産人口が減少すると言われている。
 衆議院議員の中川秀直氏は、一千万人の移民を受け入れて外国人労働者を増やす政策を提案した。しかし一千万人では減少する四千万人を補うことはできない。国連人口部の統計によると、日本が今の経済の基準を維持するためには年間六十四万人の外国人を受け入れないといけないということだ。単一民族神話のある日本に四千万人の外国人が来たら、多民族国家に変わっていくのである。
               ◇
 留学生が「日本にいてあまりいいことがなかった」と言う声をよく聞く。外国人ということで周りと違った目で見られて、教授やホームステイの家にも暖かく迎え入れられなかった、というのである。そのような日本が本当に世界に優しい国家であるのか、と疑問符がついてしまう。それが現状である。そこで、増えてくる外国人と日本人が、いかにして共生し住みよい社会を築いていくことができるのか、ということが大きな課題となってくるのである。
 そうなると、単一民族国家としてあった日本にかつてない大変革が起こるべきである。日本の良さは何であり、何を軸としていかに共生社会を作っていくか、まさに日本という国家の再編成をしていかなければならない。
 小泉政権時に出された骨太の方針二〇〇五の中で、多文化共生社会の実現に向け整備が遅れている四つの分野が指摘された。そのうちの二番目に「共生する文化がないこと」が挙げられていた。
 秩序を重んじる日本にあっては、ごみを出す曜日に関係なく毎日出している近所のブラジル人は受け入れがたく思われるのが当然である。ただ、これはもちろん外国人の問題でもあるが、それ以上に日本での秩序を優しく教えてあげられてない日本人の問題なのである。法律のみでなく、文化がここまで大きく取りあげられるのも、外国人と共生した歴史のない日本人特有の問題なのである。
               ◇
 共生の文化を所有していくにおいて大切なことは、国や政府に頼ろうとするのでなく、市民一人一人が生活の中で努力を積み上げていく姿勢に帰着する。市民が未来の日本のあり方について明確な意思を持ち、行動をしていくことが重要である。
 日本人として常識だと思っていることで、外国人に通用しないものは多くある。文化・宗教が違うため当然の話だ。例えば、「愛」という概念を表現するにおいて、日本人は相手の気持ちを考えたり、静かに真心を尽くしたりする傾向がある。しかし、韓国人は主体的に愛の言葉を投げかけていくという方法をとる。そこでその違いに目を向ければ、受け入れることのできない葛藤の思いに悩まされてしまうことであろう。しかし流儀こそ違えど、相手を思いやる気持ちは何も変わらないものである。そういう共通のものに目を向けることができれば話はまた変わってくる。
 共通点を見つけるべく努力していくことが、やがて来る多文化共生社会に順応することのできる「姿勢作り」に直結することとなるであろう。
           ・
           ・
           ・
こんな感じです。

外国とは国民性が結構違うというのは結構聞いていたことではあったけど、結構他人事だと思って聞いていたところもありました。でも、いろいろ調べていく中で、結構差し迫った問題だったということを知りました。外国人との方のつきあい、真剣に考えていかないといけないですね。
ホームカミングデイで行われた同窓会に行ってきました。

とりあえず、まずは写真撮りまくり…
IMG_6686.JPG




こんなん






IMG_6700.JPG




そんなん






ただ、写真を撮るだけでは終われない!
インタビューをして記事を書くのが記者だ!

ということで、同窓会について話しを聞こうとしました。
             ・
             ・
             ・
どちらの同窓会も議論が延々と続いていく。
話を聞くチャンスが皆無ではないか!

IMG_6712.JPG

とりあえず
時間を潰して
再チャレンジ
の方向性で。







1時間くらい経っただろうか、そろそろだ!
と意気込んで入っていったら…




まだ議論が白熱していましたとさ


取材はアポとって連絡し合ってから行くのがいいですね。
人環で行われた「人間・環境学フォーラム」に行ってきました。
研究室公開を見てきました。
どんなイベントなのか、何を目的として主催されているのか…

そもそも、人環の建物はあまり入ったことがなく、どこに行ったらいいのか相当困惑していて、とりあえずその辺りにいた人に聞いてみました。

「すみません、このイベントの主催者の方はどこにいらっしゃるかご存知ですか?」











IMG_6475.JPG

「ああ、それなら私ですよ。」
と、石川尚人先生。





「えっ、そうなのですか!?」


全然心の準備ができていなかったから、かなりぎこちないインタビューになってしまいました。すみません…

前回まで実行委員長をされていた阪上雅昭先生にもお話を伺いました。

IMG_6522.JPG


熱心に語る阪上先生

学生たちが完全に話に引き込まれていました




研究室公開も廻っていきました。


IMG_6508.JPG



光合成する生物について話す院生







IMG_6501.JPG


自らが学生時代に作った冷却器を
感慨深く振り返る前川覚教授





いろいろな人に話を聞きました。

研究内容は、理系分野に関しては理学部とかぶるとことはあるのですが、「理学部とは違います」と阪上先生が言うように、しっかりと人環としての信念を持ってやっている姿が印象的でした。物理だったらただ「物理」というように限定するのでなく、生物学や普段の人間の行動などの身近なものと関連付けながら学問を追求しているようでした。

今後の発展に期待です。

時計台ホールでのキャリアサポートセンター主催の企業ガイダンスに行ってきました。

IMG_6103.jpg


こんな感じ。








三社の説明が終わった後、各社に分かれて質疑応答の時間が持たれていきました。

ここがチャンス
このタイミングで出口付近に潜んで、終わって出てくる学生に突撃インタビュー!

と、編集員としての血が騒ぎました。
ペンとノートを手にスタンバイ完了。
          ・
          ・
          ・
予定時間を過ぎてもなかなか学生が出てこない…どうしたことか。

カメラを提げて筆記用具を手に、何かを狙う目でウロウロしている学生。
傍から見たらそんなもんだろう。

明らかに怪しい!!

グッズ売り場のお姉さまもこちらを気にしている。
しかし、任務をきっちりこなすのがプロだ。やりきるしかない。

そんな姿を見てか、事情をわかっている受付の方々がお声をかけてくださいました。

「京大新聞だっけ?学生新聞だっけ?」

「京大学生新聞です!」

「ああ、あの夢が書いてある本の…」

「…えっ、夢ノートをご存知ですか!!!どうでした!!!!?」

「…えっ、ああ、まあ、頑張ってやってるね…」

こんなところまで夢ノートが広まっていたとは。
ありがたやありがたや。

突撃インタビューもうまくいきました。
これからも頑張ります。

≪ Back  │HOME│  Next ≫

[1] [2] [3]
Powered by NinjaBlog * Copyright(c) 京大学生新聞 編集員のblog All Rights Reserved.
photo by Art-Flash * designed by Himawari-you忍者ブログ*[PR]